平成20年度事業計画
昨年の県下の交通事故死者数は昨年より50人と大幅に減少しましたが、残念ながら全国ワースト1という不名誉な結果に終わりました。尊い命が一瞬にして奪われる悲惨な交通事故をさらに減少させていかなければなりません。平成20年度も会員の総力を挙げて、交通安全施設の整備等を通し交通事故抑止に貢献してまいりたいと思います。
更に当協会のメインボランティアである「非常災害時保安機材供給ネットワーク」と<子どもを守ろうプロジェクト>をはじめ取り組んでまいりました各公益事業は、官庁や地域社会に深く浸透してきており、さらに全国から賛同の輪が拡がり、多くの成果を残すことが出来ました。本年度も引き続き、交通事故の抑止・未来を担う子どもたちを守る安全施設の整備・非常災害への体制の充実を内容とした事業を継続してまいりたいと存じます。
社会に貢献する協会として以下の活動を展開してまいります。
- 交通安全施設の専門工事業者団体として、平成20年度も引き続き安全技術の研究普及、危険箇所の調査、交通事故低減への提案など総力で行い、県下の交通安全に貢献してまいります。
- <子どもを守ろうプロジェクト>の事業継続実施
- 各自治体への子どもを守る安全施設の普及をめざしPR活動を行ないます。
- 昨年愛知県警察本部が設置した防犯少年団「KONOHAキッズ」への協力を行い、子どもたちの防犯活動を支援します。
- 非常災害時の体制整備
- 「非常災害時保安機材供給ネットワーク」の地区別出動班による地域ごとの訓練を実施し、非常災害時の出動に備え体制を整えます。
- 愛知県総合防災訓練へ参加し、関係機関とともに地域防災に貢献します。
- 愛知県建設部の備蓄する災害用保安機材の被災場所への設置協力を致します。
- 緊急輸送道路の整備への提案、協力を行ないます。(新規)
- 平成8年から実施してきた交通安全県民運動への参加や交通安全対策事業などボランティア活動の継続実施(13年目)を致します。
記
- 独占禁止法・入札契約適正化法の遵守
「公正で自由な競争」と「適正な施行体制」の確保について協会員への指導、教育を徹底し信頼される協会作りに努める。
- 専門事業者団体としての技術の向上・調査・提案
- 標識・標示・防護柵フェンス・遮音壁・安全施設 各部会における調査、研究、提案
- こども安全施設の研究・提案・普及
- 自転車走行環境の安全施設の研究・提案・普及(新規)
- 公益活動の実施
- 「子どもを守ろうプロジェクト」事業 子ども安全施設の県下市町村への普及
- 交通安全対策事業 危険箇所に対する反射シートの貼付け、反射鏡・標識の清掃
- 交通安全運動事業 地域の交通安全県民運動への参画
- 交通遺児基金事業 交通遺児への奨学金当への寄付
- 非常災害対策事業 非常災害時供給ネットワークの充実
愛知県総合防災訓練への参加・ブロックごとの防災訓練の実施
- 本部・支部事業の実施協力
- 路面標示施工技能士検定への協力
- 道路標識設置管理士研修への協力
- 支部委員会活動への協力
- 道路ふれあい月間への参加協力
- 本部・支部講習会への参加
- 広報資料の迅速な配布PR
- 研修会、講習会、安全大会の開催
- 専門技術研修会の開催(官庁・会員)
- 安全大会の開催
- 関係機関団体との連携及び協力
- 「あんしん歩行エリア」事業への参画
- 交通安全運動への協力「愛知県交通安全推進協議会」「愛知県高速道路安全協議会」「(財)愛知県交通安全協会」の主催する交通安全運動への積極的な参加
- (財)東海交通遺児を励ます会への寄付活動
- 「ROADパートナー」事業に協力し、道路管理者と連携を図り、きめ細やかな道路管理に寄与する。
- 中区少年補導委員会への協力と巡視活動の実施
- 委託事業の適切な推進
委託者のニーズと信頼に応える委託事業の一層の適正化に努める。
- 広報活動の積極的な展開
- 協会活動を社会に伝えるための広報資料の作成(あんしん道あいち)
- 県協会ホームページによる公益活動等の広報活動
- ボランティア活動及び専門技術資料のパンフレットの作成と広報活動の展開
- 安全管理の徹底
- 安全大会の開催
- 施工体制の確保、安全確保、監視誘導員の配置と連携の保持
- 安全運転に徹した交通事故防止
- 福利厚生事業の推進
- 親睦行事の計画的実施
以上